
「保守を外注すべきか、自社でやるべきか」。判断がつかないまま更新が止まっているサイトは少なくありません。ここでは実際にかかる作業時間から逆算して比較します。
この記事でわかること
- 自社対応にかかる月あたりの実作業時間
- 外注費用の内訳と相場
- 自社でやるべき作業と任せるべき作業の線引き
- 更新を止めた場合に起きること
目次
- 自社対応で実際にかかる時間
- 外注費用の内訳
- 自社でやるべき作業
- 任せるべき作業
- 更新を止めるとどうなるか
- 判断の目安
- まとめ
自社対応で実際にかかる時間
WordPressの保守を自社で行う場合、月あたり次のような作業が発生します。
- コア・プラグイン・テーマの更新確認と適用:30分〜1時間
- 更新後の表示確認(主要ページ・フォーム送信テスト):30分
- バックアップの取得確認:15分
- 不具合が出た場合の切り分けと復旧:発生時1〜数時間
平常時で月1.5〜2時間。ただし更新で不具合が出た月は、これが数時間に膨らみます。この「たまに発生する数時間」が読めないことが、自社対応の難しさです。
外注費用の内訳
月額保守の料金には、通常以下が含まれます。
- コア・プラグインの更新と、更新後の動作確認
- バックアップの取得と保管
- 障害時の一次対応
- 軽微な修正(含まれる時間数は契約による)
確認すべきは「月に何時間の作業が含まれるか」と「超過時の料金」です。ここが曖昧な契約は、いざ依頼したときに追加費用で揉めます。
自社でやるべき作業
次は自社で持つほうが早く、コストもかかりません。
- 記事の投稿・修正、画像の差し替え
- お知らせの更新
- 問い合わせ内容の確認
これらを外注すると、依頼のやり取りだけで自分でやるより時間がかかります。
任せるべき作業
- 更新作業:不具合時の切り分けに専門知識が要るため
- セキュリティ対策:何が危険かの判断が難しいため
- PHPバージョンアップ:影響範囲の確認と検証環境が必要なため
- 障害復旧:時間との勝負になるため
共通するのは「失敗したときの損失が大きい作業」です。
更新を止めるとどうなるか
「不具合が怖いので更新していない」という状態が、最も危険です。既知の脆弱性は公開されているため、更新していないサイトは攻撃者にとって狙いやすい対象になります。
また、長期間放置したあとの更新は一気にバージョンが飛ぶため、こまめに更新するより不具合が出やすくなります。止めるほど再開が難しくなる構造です。
判断の目安
- 社内にWordPressを触れる人がいて、月2時間確保できる → 自社対応も可能
- 担当者が1人だけ、または兼任 → 外注を検討(退職・異動でサイトが止まります)
- 問い合わせや予約が売上に直結する → 外注。停止時間が損失に直結します
- 更新が半年以上止まっている → まず現状診断から
まとめ
判断の軸は費用の絶対額ではなく、「その作業を止めたときに何が起きるか」です。投稿や画像差し替えは自社、更新とセキュリティは外部、という切り分けが現実的です。
WordPressレスキューでは、月額契約は任意で、スポット依頼のみのご利用も承っています。最低契約期間や解約手数料はありません。
よくあるご質問
Q. 月額契約は必須ですか。
A. WordPressレスキューでは月額契約は任意です。スポット依頼のみのご利用も歓迎しており、最低契約期間や解約手数料もありません。
Q. 保守を頼むと、更新以外に何をしてもらえますか。
A. 契約内容によりますが、一般的には更新・バックアップ・障害時の一次対応・軽微な修正が含まれます。契約前に「月に何時間分の作業が含まれるか」「超過時はいくらか」を必ずご確認ください。
Q. 今は自社でやっていますが、途中から任せられますか。
A. 可能です。その場合はまず現状の診断から入り、更新が止まっている箇所や設定の問題を洗い出したうえで、保守に移行します。
費用の考え方
判断の目安として、自社対応の実コストを計算してみてください。月2時間の作業を時給換算し、そこに不具合が起きた月の数時間と、担当者が対応できない期間のリスクを加えたものが、実質的な自社コストです。
当社では調査(一律20,000円・税込)で現状を把握したうえで、必要な範囲だけをご提案しています。すべてを任せる必要はありません。

